愛の温度
そこら中を緑の水彩絵具で塗った絵画のような場所、宝城(ポソン)。清らかな自
然、霧と高湿度、大きな日較差など、世界的な緑茶の名産地としての条件とぴった
りな天恵の環境を備え、韓国の総生産量の40%をも生産している韓国最大の緑
茶生産地。 このように緑色に光る輝きいっぱいの宝城と近郊の話題満載の
筏橋、そして天恵の生態都市である順天での旅は、ドラマの中のふたりの
主人公の暖かい愛の温度が感じられるよう。
About the Drama

- 見どころ
- インターネットのジョギング同好 会を通じて出会ったドラマの脚本 家志望生とフレンチのシェフを夢 見る男、そして彼らの周りの人物 を通じ、うわべだけの関係に慣れ てしまった若者たちの愛と関係を 描いたドラマ。
- 放送時期
- 2017年9月18日 ~ 2017年11月21日
主演俳優

- ヤン・セジョン
- オン・ジョンソン役 2013年の短編映画出演をきっかけに、『師任 堂サイムダン、色の日記』、『浪漫ドクター キ ム・サブ』等に出演。『愛の温度』ではソフ トとハードの両面を持つ魅力的なキャラクタ ーを演じ、女性の心を惹きつける韓流ニュー スターとして注目されている。

- ソ・ヒョンジン
- イ・ヒョンス役 2001年にガールズグループM.I.L.Kのメンバーとしてデビ ューし、2006年にドラマ『ファン・ジニ』で女優に転向し た後、様々なドラマに出演。2016年にドラマ『また!?オ・ ヘヨン~僕が愛した未来ジカン~』で人気絶頂を迎え、『浪 漫ドクター キム・サブ』、『愛の温度』を通じ、「興行ク ィーン」の地位に浮上、「ロマコメの女王」という修飾語 と共に絶大な人気を誇る。
宝城旅館
愛に対し躊躇しているソ・ ヒョンジンと愛に突き進ん でいくヤン・セジョンが、 まだお互いに違った愛の温 度を持ちながら慎重に惹か れ合っていく中、日帰りで 訪れた旅でふたりが向かい 合い菊花茶を飲むシーンが 撮影された。
DAY 1

1ポッジェガーデン

緑茶灰貝ビビンバ、抹茶スジェビ(す
いとん)、緑茶冷麺、緑茶カルビな
ど、緑茶の街、宝城だけに多くのメニ
ューに緑茶が入っている。メニューが
多様なのでお好みに合わせて選べる
が、中でも灰貝と緑茶がたっぷり入
った緑茶灰貝ビビンバは、この土地
の特徴を最も感じられるメニュー。
メインのメニューの他に基本7~8種
類のおかずが出され、店内も広くゆ
とりをもって食事できる。- ADD全羅南道 宝城郡
OPEN 09:00 / CLOSE 20:00 - TEL+82-61-853-5700
2ポッジェ

ポッジェとは、昔飛脚が包みを担いで行き来した宝
城邑と会泉面フェチョンミョンの間にある峠。飛脚たち
がしばらく荷物を下ろし休んでいた場所が、現在は
宝城のランドマークとして位置づけられている。1階
の宝城歴史文化館には三国時代からの宝城の歴史、
文化に関する豊富な資料が展示されていて、3階の宝
城エコパビリオンでは宝城の自然生態を多様なマル
チメディアによる展示で出会うことができる。宝城郡
で直接運営している2階のカフェ、グリーン茶香は、
緑茶を吟味しながらしばらく休憩できる空間。一方
で緑茶、紅茶、ハーブなどの材料でお茶をブレンディ
ングし、自分だけのお茶を試飲できる体験場所も用
意されている。3大韓茶園
1957年に設立された茶園で、国内で最も規模が大き く美しいので、ドラマ、映画、CFの撮影地として脚光を 浴びてきた。561万㎡の敷地のうちの165万㎡が茶畑 で、様々な山林植物と木、昆虫、動物が棲息している。 茶園を見学する観覧コースは20分、30分、40分、1時 間コースと多彩。- ADD全羅南道 宝城郡 宝城邑
緑茶路 763-67
OPEN 09:00 / CLOSE 5~8月 19:00, 9~4月 18:00
PRICE 4,000ウォン - TEL+82-61- 852-4540
- WEBhttp://dhdawon.com
4スボク食
筏橋の特産品、灰貝で作る灰貝定食が 美味しい韓定食専門店。灰貝の和えも の、灰貝の血合い、灰貝のジョン、灰貝 の串揚げ、そこに美味しそうなおかずで たっぷりとお膳が整えられる。大きな器 にご飯と灰貝の和えもの、ゴマ油を入れ て混ぜてつくる香ばしくも甘酸っぱいビ ビンバはあっという間に食べてしまうだ ろう。器具を使って灰貝を剥くのもまた 面白い。- ADD全羅南道 宝城郡 宝城邑
中央路 102-1
OPEN 08:00 / CLOSE 21:30 - TEL+82-61- 853-3032
5宝城緑茶リゾート
杉と桧を乾燥して造った丸太の家 で形成されているリゾートで、韓国 茶博物館内に位置している。2人部 屋から12人部屋まで36の客室があ り、ファミリーで滞在するのにも良 い。澄んだ空気と緑の樹木で、昼 は美しい風景を与えてくれ、夜は虫 の声が聞こえる自然の中で、ゆとり ある休息の時を過ごすことができ る。予約時にバーベキューを申し込 めば、野外テーブルでバーベキュー パーティーも楽しめる。
DAY 2

6韓国茶博物館

お茶に関する基本的な概念から、深い知識習得、体験まで可能な文化 空間。1階には茶の文化室、2階には時代別の茶道具が展示された茶の 歴史室がある。3階の茶の生活室では様々な教育およびプログラムが運 営されていて、茶礼を学び体験することができ、茶を通じた文化交流の 場所として活用されている。各種所蔵品と繊細なジオラマ、映像など、 興味をそそる見どころがいっぱいである。5階の展望台からは聆川ヨンチョ ン貯水池と栗浦ユルポ近海が見下ろせる。- ADD全羅南道 宝城郡 宝城邑 緑茶路775
OPEN 10:00 / CLOSE March-Oct. 18:00, Nov.–Feb. 17:00 (3~10月 18:00,
11~2月 17:00(月曜休館)
PRICE 成人1,000ウォン、子供 500ウォン - TEL+82-61-852-0918
- WEBhttp://www.boseong.go.kr/tea
7茶香閣

宝城の茶畑の風景が最も素敵な場所のひとつ。展望台の下に茶畑の丘
陵が流れるように広がり、その終わりには色とりどりの道崗の村(トカン
マウル)、そして最後に聆川貯水池の様子が絵のように置かれている。高
いところまで苦労して上がらなくても、このような風景を見られるのが
不思議に感じられるくらい素晴らしい。展望台側の売店にはお茶や緑
茶アイスクリーム、緑茶飲料などが味わえ、お茶各種とお茶関連製品も
販売している。8宝城緑茶トッカルビ

トッカルビがメインの韓定食を出している食堂。牛肉と豚肉のトッカル ビが一緒に出てくるモドゥムトッカルビがおすすめメニュー。韓定食店だ けにサラダ、茶碗蒸し、ソンジッグク(牛血のスープ)、野菜和えものとナ ムルなどのおかずが豊富。熱くなった鉄板に黒い砂を敷いたその上にト ッカルビをのせて出してくれ、少し焦げ目がつくようによく焼かれたトッ カルビは見た目とは違って食感がやわらかく肉汁もしっかり出ている。- ADD全罗南道 宝城郡 宝城邑 兴盛路 2541-4
OPEN 10:30 / CLOSE 22:30 - TEL+82-61- 853-0300
9太白山脈文学館

帝釈山の裾野に位置する太白山脈文学館には、作家の趙廷来 (チョ・ジョンネ)の肉筆の原稿を含む、159件719点の資料が 展示されている。第1展示室と第2展示室に分かれた空間に小 説の誕生から歴史的背景、直筆、原稿、作家の人生と文学世 界を深く扱っている。10玄富者の家
朴氏門中所有の建物で韓屋を基本の枠組みとし、各所に日本式を加 味した一風変わった様式の家屋。床は韓屋形式、天井は日本式で作 られ、時代が反映されている興味深い建築物である。趙廷来の長編小 説『太白山脈』の初めの場面に登場し、実際に太白山脈文会館の側に 位置している。 11宝城旅館
1935年に建てられた韓屋と日本式が混合した2階建木 造建築で、作家の趙廷来の大河小説「太白山脈」の主な 背景である「太白山脈文学通り」中心に位置している。 小説では「南道旅館」という名前で登場する宝城旅館 は、隅々まで注意深く管理されているので昔の雰囲気 がそのままに保たれていて、まるで小説の中に入って来 たかのような気持ちになる。1階は伝統茶室などのカフ ェと旅館の歴史を見せる展示場、資料室、小劇場、宿泊 棟で構成されている。規模がかなり大きな畳の部屋が ある2階からは窓の外の通りを見下ろすことができる。 宿泊もでき歴史と時間が埋められている空間で一晩休 んでいく体験も可能。 筏橋旅行に出かけたヤン・セジョンとソ・ヒョンジンが 宝城旅館で菊花茶を飲みながら、ドラマの素材と関連す るお互いの好みや意見を交わすシーンが撮影された。 12コシギ灰貝食堂

屋台から始まり、料理を味わった客が増え続けて店舗を広げた2 階建ての食堂。その日に筏橋(ポルギョ)近海で採れた新鮮な灰 貝を材料につくる料理で、常に大変な賑わいを見せている。定食 を注文すると、茹でた灰貝、灰貝焼き、灰貝の刺身の和えもの、 灰貝テンジャンチゲ、灰貝のジョン、灰貝のタンスユク(酢豚)な ど、灰貝でつくれるすべての料理と出会える。- ADD全羅南道 宝城郡 筏橋邑 鶏頭キル 3
OPEN 10:00 / CLOSE 21:00 - TEL+82-61- 858-2255
DAY 3
13シンファジョン
韓定食の専門店で、重厚な真鍮の器に美 しく盛りつけられて出される料理が食欲 をそそる。韓定食の他にトッカルビ定食、 コッケジャン(ワタリガニの醤油漬け)定 食などの単品の定食もおすすめ。ソデの 煮もの、様々なチャンアチ(漬物)、灰貝 などの全羅道式のおかずを万遍なく味わ え、特に順天湾に棲息するチルゲ(ヤマト オサガニ)をまるごと揚げた天ぷらと、チ ルゲをほぐして漬けたチルゲ醤が美味し い。香ばしく少し塩辛いがコクのあるチル ゲ醤は別途購入も可能。 14順天ドラマ撮影場
1960年代から1980年代に掛けてのソウル郊外の繁華街、集落、 順天の町並みを再現してある場所。ドラマ『エデンの東』、『光と 影』、『製パン王キム・タック』、『感激時代〜闘神の誕生』、映画 『私のオオカミ少年』、『江南ブルース』などの数多くの時代劇 が撮影された。大きな劇場看板から商店のショーケース、小さな 小道具まで、当時の姿を忠実に再現してあり郷愁を刺激する。昔 の教室をそのまま移したような制服体験商店では、70年代の制 服をレンタルすることができる。- ADD全羅南道 順天市 ピレコルキル 24
OPEN 09:00 / CLOSE 18:00 - TEL+82-61-749-4003
15順天湾湿地
世界5大湿地のうちの1つである順天湾は 5.4㎢(160万坪)の葦畑と果てしなく広がる 22.6㎢(690万坪)の広大な干潟で形成され ている。渡り鳥の貴重種から多様な干潟生 物が暮らす順天湾湿地は天文台、龍山展望台 など見どころもまたいっぱい。風に揺れる 広大な規模の葦畑をはじめ、一幅の 絵のような生態公園である。順天に 突然旅に出たヤン・セジョンとソ・ ヒョンジンが生態体験船に乗り、 息を呑むほど美しい順天湾の景 色を鑑賞するシーンが撮影さ れた。